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コジキイチゴ(乞食苺)

  • 執筆者の写真: 真弓 依藤
    真弓 依藤
  • 2021年5月20日
  • 読了時間: 1分

コジキイチゴという名前を聞いて、由来に興味を持たない人がいたら手をあげて。

はい、いませんね。


では気になる由来から。

これが果実。美味しそうでしょう?

実際食べられるし、そこそこ甘い。で、この実の中が空洞になっていて、その様子が弥生時代の土器の甑(こしき)に似ているからだそうだ…ってー、待って待って。

それならコシキイチゴになるはずでしょうが!


ググってみるとコシキイチゴが転訛してコジキイチゴになった、とある。  


いやいやいやいや、若者言葉(すでにこの言い方が古い)で言うところの「イミフ〜(意味不明の意)」だ。


これが甑↓


たしかに形は似ている。由来になったと言う説も分かる

だけど、転訛って言っても甑と乞食ではあまりにも違いすぎだろう。


まぁ、当のコシキイチゴはそんな理不尽な扱いにもめげることなく5月ごろ可愛らしい花を咲かせ、夏においしそうな実を付けている。


春日山南遊歩道の入り口から首切り地蔵までの間の一ヶ所でだけ目にすることができる。


場所はあえて書かないので、探しながら歩いて欲しい












 
 
 

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