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ナギ(竹柏・梛)

  • 執筆者の写真: 真弓 依藤
    真弓 依藤
  • 2021年7月24日
  • 読了時間: 1分

葉っぱに幅があるがマキの仲間でれっきとした針葉樹。

春日大社の境内に鬱蒼とした森を作り出しているナギだが、自生ではなく1000年くらい前に神木として植樹されたものが繁殖したらしい。

白く粉を吹いたような丸い実を付けるが油分が多く灯籠の燃料にもされたそうなので春日大社に相応しい木とも言える


別名を「弁慶泣かせ」とか「力柴」などと言う。

葉を葉脈の方向に引っ張ってもなかなか切れないのでそう言うらしい。


その強さから、縁結びや夫婦円満の木として知る人ぞ知る木なのだそうだ。

昔は鏡の底にナギの葉を入れ夫婦の縁が切れないよう、離れていても忘れぬよう祈ったとか…。


またナギ=凪に通じるので航海の無事を祈る御神木になっていることが多いそうだ


熊野権現の御神木のナギは樹齢千年で、ナギとしては最大級、道中の安全祈願のお守りとしてキーホルダーなどになっている


他には金運上昇を願って財布に入れておくと良いなどとも言う。

お金との縁も切れない、と言うことだろうか?


存在が当たり前すぎて普段は気にもとめないが、なかなかありがたい木ではないか。

今度から見る目が変わりそうだ。







 
 
 

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