春と言えば?という質問をすると「桜」や「入学式」と同じくらい当たり前に「花粉症」という答えが返ってくる
私も小学生の頃からの花粉症持ち。
今は処方薬のおかげでなんとかなっているが、油断すれば顔面を取り外してタワシで洗いたいくらいの鬱陶しさに襲われてしまう。
原因の最たるものは杉の花粉。
うららかな春、風の強い日は山から煙の如く黄色い花粉が飛ぶのがわかる。見ただけで顔面を取り外して…以下同文。
とは言え敵は自然の営み、薬でしのぐしか手はないと諦めていたら、なんと少花粉、低花粉もしくは無花粉の杉やヒノキの開発が行われているというではないか!
すでに2012年から富山県内で植林されているというではないか!
花粉の少ない杉の苗木の生産量は2019年度は約1200万本だったそうだが、これは全杉苗木2500万本の5割にあたる。
林野庁は2032年までに全杉苗木の7割を花粉の少ない杉にする計画だそうだ
元々杉は材木として活用されることが多い
なので成長の早さと材質に優れその上雪にも強い「エリート無花粉杉」の開発も進められているらしい。
クリアしないといけない課題は多いだろうが、嬉しいニュースである。
遠くない未来、春の杉林で森林浴ができる日が来る事を信じたい。
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